|
今日は休日なので、夜のクラスを午前11時からスタート。 終わってから生徒4人と、新宿御苑へ。 芝生で靴を脱いで、ハンバーガーをがっついて食べる。
爽やかな風にふかれて、あ〜〜気持ちいい! 都心にも、こんなステキな所があるのかと感激。 新緑と、深い緑と、木々だけでも、こんなに様々な
グリーンのグラデーションがあるのかと、これまた感激。
帰り道、新宿の歩行者天国で、大道芸を道に座って鑑賞。 通りすがりの人間を立ち止まらせて、さらに目を釘付けにする事って、 人並み外れた勇気と努力が必要だと思う。
危険な火を扱い、鋭いナイフを扱い、2mの高さの一輪車に乗り、と 簡単そうにやっているけど、どれほどの長い年月と時間をかけた 練習をしているか、本当に頭が下がる。
さらに、お客さんの気持ちを盛り上げ、心を引き付ける「しゃべり」。 しゃべりの魅力がないと、お客さんは離れるから、これまた大変だろう。 お客さんの反応や呼吸を捕らえる、実地の訓練と経験を積んで、
年月を重ねて上手くなっていくんだろうな。 私も踊っている時、客席の空気をひしひし感じるから、 冷めた雰囲気で見てるお客さんの時は、踊っていてとっても寂しくて、
気持ちがなかなか乗れない。
でも、舞台と客席の間には距離があるし、照明や音響も 助けてくれ、お客さんは「観る心の準備」を持って、観に来てくださる。 しかし大道芸は、見る準備が出来ていない、たまたま通りかかった
お客さんの足を止めて、そういった人々を対象に、たった一人で、 最後まで芸を見せ、最後には人に感動や楽しい思い出を与える。 大道芸の人は、ハングリー精神の塊で、日々の練習と自分への戦いを
続けているんだろうなぁ。 ワザのレベルが低い、しゃべりが下手、お天気が悪い、病気、 失敗をよくする、etc... こんな中の一つでもあれば、お客さんは
立ち去り、それイコール、生活が成り立たないという厳しさ。 この大道芸で生きる厳しさを考えると、自分への甘さに、 思わず反省してしまう。
こういう事を考えながら大道芸を観終わって、(お金集金の)帽子に お金を入れるとき、こんなに凄いものを見て、楽しませてもらったのに、 そのまま立ち去ったり、たったの10円や100円しか入れなかったり、
そのまま立ち去る人を見て、心がギュッと痛み、 涙がでそうになった。
2005年5月5日
今週も、個人レッスンやクルシージョを、遠方遥々、地方から、 生徒達が受けに来てくれた。(遠くから本当にありがとうね!)
その他、今習っている教室から、私のクラスに移動してくる生徒達も多い。
そういう生徒達が、共通して持っている悩みが、 「現在習っている事に疑問を持って、自分がやっている事は、なんだか 違うような気がする。でも、どうやって直したらいいかわからない。
なので、まずは、基本的なことから直してもらいたい」ということ。 このような人たちは、必ずと言っていいほど、全員が同じクセを持っている。
体重をもの凄く落とし、低い腰で打つサパテアードは、大腿部に体重が 乗ってしまうので、異常に音が重たく、ベタベタベタと一本調子の音を出す。
そして、踊っている振りや音の一つ一つの意味をほとんど理解していない。
正直言って、そういうクセをつけさせていたり、内容をちゃんと 教えない先生達に、憤りを感じる。 何も知らないから、生徒達はお金を払って習いに来る。
それを、ちゃんと教えてくれなかったり、 わざわざ変なクセをつけられては、生徒達がかわいそうである! (ただし、ちゃんと教えて、さらに何百回と注意をしても、
それを一向に聞こうとしない生徒、クセを直そうとしない生徒も、 いっぱいいるのは事実。 私の生徒達にも何人も、そのタイプがいる!) 変なクセを、長年に渡って身につけてきた人達を
短期間で直すのが、一番難しい。難しいというより、不可能である。 長年身に付いたクセは、その倍の時間をかけないと、取れない。 それも、横に厳しい指導者が、コンスタントに週2〜3回のレッスンに
バッチリといてくれて、そのクセを何百回となく根気良く注意したり、 しかってくれる環境にないと、なかなか直らない。 それを、たったの1回のレッスンでは、絶対に直せない。
正しい事を教えて、なんとか頭では理解してもらうが、 身体はしっかりと悪いクセを覚えているので、兎に角直せない。
それでも、ちょっとは楽なサパテアードの打ち方とか、ブラソの使い方を なんとか身につけてもらえるよう、四苦八苦して教える。 そして、「こういったことを、今習っている振り付けに利用してみてネ」と言うが、
本人達にとっては、それはそれ、これはこれ、で、私から習った内容を、 今習っている内容に取り入れるのは、かなり困難な道なのである。 そして、1回のレッスンだけで、それぞれの場所に戻ってしまうので、
持続的に注意をしてクセをなおしてあげることができないのが、 いつももどかしくて、いつも残念で、なんだか悲しい。 せっかく遠方遥々、習いに来てくれるのだから、
何とかしてわかってもらって、何とかして直してあげたい!!!と いつもいつも強く思うのに。。。 いったい、どうしてあげたらいいんだろう。。。
5月14日(土)
|