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今回は、まるまる新聞記事を載せてしまうのでお許しください。
しかし今回の記事(7月11日朝日新聞夕刊の)は、フラメンコだけしか興味のない人でもぜひを読んで欲しかったのです。
私は偉そうな意見を言えるだけの、この時代の知識はお恥ずかしいくらいないが、さすがにこの記事を読んで以来、
ふつふつと、どこにもぶつけようのない怒りが毎日尾を引いている。
なぜかひっかかって、何度も何度もこの新聞記事を読み、ない知識であれこれ角度を変えて必死に考えてしまった。
そして単にたどりついてしまう私の意見が、「文部科学相たるものが、よくぞ何の恥じらいもなく、どうしてこんな、信じられない位のバカな考えに至れるのか」である。
そこに、同じく朝日新聞の「声」という、購読者からの様々な事柄に関する意見版に、後日この記事に対しての、私にはとても書けない、短文ながら見事なご批判の意見が載っていたので、
思わず大納得して、この場に掲載させていただこうと思ったのです。
小泉首相も、靖国神社参拝に対して、何がなんでもガンとして自分のご意見を貫き通すその精神力はご立派とは思うが、 参拝により、どれだけ犠牲者のご家族の方々が辛い思いをし、重ねて隣国の多くの人々の、拭い去ることが出来ない心の傷を逆なですることにつながる現実を、
なぜ理解できないのだろうか。国民を代表する方々が、心の痛みを持つ人々の心情を少しも思いやる心遣いが出来ないのが、本当に不思議としか言いようがない。
7月11日(朝日新聞の夕刊) ●慰安婦発言めぐり 支持のメール紹介 (中山文科相、福岡の講演で)
中山文部科学相は10日、福岡市での講演で、「従軍慰安婦という言葉は当時存在しなかった」という
自らの発言を支持する日本人留学生のメールを約9分間にわたって読みげ、「感銘を受けた」と語った。
中山氏は「私の発言に関してはご批判もあるが、若い方々からの励ましがすごく多い」として、
カナダの大学院で学ぶ20代の女性からのメールを紹介した。
中山氏によると、メールは「(従軍慰安婦は)一部の日本人が自虐的にも戦後作った言葉だ」と、中山発言を支持。
「戦地にある不安定な男の心をなだめ、一定の休息と秩序をもたらした存在と考えれば、プライドを持って
取り組むことが出来る職業だったという言い方も出来る」とも述べているという。
上の記事に対しての反対意見
7月16日(朝日新聞の朝刊)
■慰安婦の存在 大臣は否定か(東京都港区64歳の女性)
中山文部科学相が自らの従軍慰安婦発言を支持する日本人女性大学院生のメールなるものを、福岡の講演で紹介し
た(上記の記事)。
またか、と思う。中山氏は歴史教科書に関連して先月11日、「そもそも従軍慰安婦という言葉は、当時なかった」と述べ
細田官房長官に注意されたばかりだ。
政府は93年の河野官房長官談話で、慰安婦の存在を認め、謝罪と反省をしている。
にもかかわらず、中山氏が同種の発言を繰り返すのは、従軍慰安婦という言葉と共に、存在そのものを葬り去ろうと
しているのではないのか。
しかも、持論を弁護するあまり引用したメールなるものの、おぞましさ。
慰安婦について、戦う男性に「一定の休息と秩序をもたらした存在と考えれば、プライドを持って取り組むことが出来る
職業だったという言い方も出来る」とは。
メールの内容は確認できないが、「感銘を受けた」と言う中山氏には、慰安婦とされた女性たちの気持ちを思いやる
想像力のひとかけらもないのだろうか。
2005年7月26日
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